「江戸の風物おばけ妖怪展」2011/08/21 19:26

hirosigebijyutukan
カラーサンプルも集まらないし雨でなんとなく勉強も手につかないので、ドライブがてら栃木馬頭町にある馬頭広重美術館に「江戸の風物おばけ妖怪展」を見に行った。

江戸期のお化けや妖怪を描いた版画を紹介する企画展で、当時の絵師たちが描いた夏の風物詩・お化けの世界が全五十五点。怪談「番町皿屋敷」の主人公お菊を描いた葛飾北斎作「百物語さらやしき」をはじめ、 版画の一部をめくると違う絵が出てくる「仕掛絵」と呼ばれる技法を用いた歌川国周作「東海道四谷怪談隠亡堀の場」など、ユーモアと奇抜なアイデアで描かれた作品が展示されていた。

怖いというよりユーモラス、もっと怖い絵を想像していたのでちょっと拍子抜け。でも、ゲゲゲの鬼太郎の世界のようでそれはそれなりに楽しめました。忙中閑ありといった週末でした。

写真上段は「江戸の風物おばけ妖怪展」、下段は中庭の竹林が美しい馬頭広重美術館のエントランス。