色相環の塗り、一応終了。2011/07/18 16:21

sikikan
パネル張りから一ヶ月あまりもたってしまった。三連休を利用して、手がついていなかった色相環の課題に取り組んだ。(ちなみにパネルはA2。B3の課題でもひとまわり大きなサイズの方が作業がしやすいからだ)

初日は、24色の色相環のマスキング。コンパスと分度器で描けとあったが、そんな大きなコンパスも分度器もないので、Mac上で線書きの当たりを作って出力。裏に鉛筆をこすりつけてパネルにトレースダウンした。それに6ミリと12ミリのマスキングテープでマスキング。中心点からの放射状の6ミリテープと内周外周の12ミリテープが、学習指導書の要領どおりだと、三枚重なるところが出てくる。その部分はテープ二枚の段差になるので、マスキングテープが浮き隙間ができやすい。絵の具が漏れる原因になるので、余分な部分のテープはカット。重なり部分も爪で押し込んで隙間がないように気をつけた。さらにまわりも余った紙でマスキング。これをしておけばマスキングテープからはみ出しても台紙を汚す心配はない。(そこまで指導した方がきれいな上がりになると思うが、それは個人で考えなさいということか)

二日目は、いいよいよ色塗り。日本色研色表を参考にとあるが、これがくせ者だ。色表は印刷だから絵の具に比べて彩度が劣る。それをカバーするためか全体に白を少し入れたような色相構成になっている。白を入れて彩度を落とすなと描いてあるので、できるだけ色相を合わせつつ彩度が落ちないように気をつけた。黄色から初めて赤。次に青紫から赤を塗ろうとしたが、手持ちのカーマインとコバルトバイオレットでは、赤紫系の色が暗くなり過ぎて狙いの色が表現できない。カーマインの明度が暗いのが原因のようだ。発色の良いマゼンダがあれば表現できそうだと結論づけて、本日の作業は終了。娘夫婦が遊びにくるから、いろいろやることもあるし。

三日目は、やった〜!ナデシコジャパンW杯優勝!!をテレビで見てから、朝一で15km離れた街までマゼンダの絵の具を買いにいってから作業開始。やはりマゼンダを使った結果は思った通り。赤紫系の色もきれいに作ることができた。ひと通り塗り終わって、グレースケールの塗り。これが色合わせに手こずった。乾燥すると色がいい聞く変化をするし、グレーの色味がなかなか合わない。一般的なデザインでもグレーの色合わせは苦労する。同じグレーでも青系、黄系、赤系など微妙に違うからだ。日本色研色表を参考にするとなかなか微妙な色である。塗り終わったが、6番目のグレーがやや青味が強気感じて気になる。やり直す元気がないが、とりあえず完成として来週考えよう。ということで、マスキングテープは貼ったままで、とりあえず塗りの完成です。

写真は、パネルにマスキングした状態とマスキングを外していない色塗り完了の状態。